カルティエサントス 18金無垢 1970年代ルイ・カルティエ・コレクションより

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販売価格: 298,000円SOLD OUT

製造年代・ムーブ: 1970年代 Cal.78-1 手巻

特徴・セールスポイント: 1973年に開始された、過去のカルティエの遺産を受け継ぐルイ・カルティエ・コレクション。そのひとつにこのサントスも含まれていました。この1970年代ルイ・カルティエ・コレクションのサントスの特徴は、手巻キャリバー78-1が使われていること、文字盤の表記が「SWISS」や「SWISS MADE」ではなく、「PARIS」であること、文字盤のレイルウェイがローマ数字の内側にあること、リューズが粒々ではなく八角形リューズで、しかも本物のサファイア(マスト・タンクシリーズなどは人造サファイア)カボションであること、でしょう。画像の背景にあるフランコ・コローニ著「カルティエ伝説の時計タンク」138ページに詳しく載っていますが、掲載写真からリューズのかたちや文字盤、ケースのデザインがよくわかります。ケースサイズも厚みがあり、横幅24.5mmです。文字盤の7時には隠し文字が入っています。1980年代以降のサントス・デュモン(エクストラフラット)になると、文字盤のレイルウェイがローマ数字の外側になり、リューズもタンクと同じ粒々に、横幅は27mmとやや大きくなりますが、薄型ムーブメントに合わせてケースも薄くなります。年代によって異なるようですが、多くは文字盤の表記が「SWISS」になります。1970年代のモデルで、文字盤に隠し文字がないのは、一説によると交換された文字盤らしく、また、粒々リューズになっていれば、やはり交換されたものである可能性があります。ケースは18金無垢です。1970年代のサントスは、本当に数が少なく、レディースは時折見かけますが、メンズはめったに市場に出ません。このたび、ベルトが劣化していましたので、カルティエ・ブティックに持ち込み、黒のクロコダイルベルトをオーダーしました(31500円)。その際、尾錠も純正の新品に交換してもらいました。サントスはネジ式の特殊なバネ棒で、自分では取り外しができないので、カルティエの工房で交換してもらいました。カルティエでは、コピー品は対応してもらえませんので、ベルトの領収書が真正品であることの証明になります。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: 18金無垢のケースは柔らかく、小傷や小さなアタリが見られます。文字盤にも劣化があり、光の当たり具合ではクラックも見られますが、正面からはあまり見えません。ベルト・尾錠は未使用のカルティエ純正品。カルティエ・ブティック発行オーダーベルトの領収書が付属します。

日差・サイズ: 日差は2分程度。サイズ:横24.5mm(リューズ含まず)、縦37mmです。

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